STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

現在はTBSにてTV番組・イベントなどの業務に携わっております。
デザイナーさんが描いた図面を基に道具の作製をしたり、予算が合わない場合などには違う作り方や素材を変えて、何が一番適した方法かを考えて提案したりもしています。
また、フロア・デコレーターとも打ち合わせをして、現場を円滑に進めつつ、フロア施行のプロとして日々勤めています！

番組セットには、さまざまな業種が入っており、美術として良いセットでもそこに技術さんも加わることによって、本当の意味での良いセットになると思っています。
電飾さんや照明さんがいてこそ、色々な色に染まるアクリルの良さがありますし、アクリルだけでは成立しないことも木工に取り付けて可能になることもたくさんあります。
みんなの力が一つになって良いセットを作り、良い映像が見れた時に感じるものは格別ですね。

2020年始まった『CDTV LIVE！LIVE！』ですかね。
とにかくセット規模が大きくレギュラー番組という事もあり、効率よく設営・撤去するには、どのような方法が一番良いかを考えて、試行錯誤しておりました。
頭の中でイメージを繰り返し、自分の考えを基に上司や先輩に相談して、無事に初回放送を終えた時の達成感は大きかったですね。

色々ありますが、2006年から2014年の終了まで担当していた番組『笑っていいとも！』は思い出深いものがありますね。
生放送の為、時間の無い中での急発注の対応やCMの間のセットチェンジなど、慣れない間は、とても緊張してました。
特に最終回のグランドフィナーレに携われた事は、人生の財産ですね（笑）

発注を受ける際に電話やメールだけでは、どうしても伝わりにくい事もあり、会って話す事で、デザイナーさん達の気持ちを感じ取れて新しいアイデアや、閃きが生れる事もあると思います。
相手が話やすい距離感かと常に意識して心がけています、『ちょうど良い所に！』って言われると、嬉しいものです。